柴犬はとにかく体を触らせない!ブリーダー次第!福岡でも販売している飯高山荘 | 熊本山鹿市のブリーダーなら飯高山荘 | ブログ

柴犬は体を触らせない犬種

あるしつけ教室のトレーナーさん、

教室には、トイプードルについで柴犬さんが多いです。柴犬の性格や気質:　頑固・警戒心が強い・我慢強い　気を付けたいこと:とにかく体を触らせない!!例えば首輪を交換するにも体を触ると、殺されるのではないかと思われるように大声で鳴き、まるで虐待しているかのように思われるほどとのこと。

小さい頃から体を触らせるようにしましょう。しかし、甘噛みが強いので飼い主さんがひるんでしまってよけいに体に触らないためしつけ教室でそんな状態です。

なぜ体を触ることが嫌なのでしょうか？

環境省　ブリーダー調査、24.2.17新聞記事

ブリーダー調査　出生日記録ないなど法令違反半数確認、

動物愛護管理法では、生後56日を経過しない犬や猫の販売や展示などは禁止されています。ブリーダーは犬や猫ごとに生まれた日付や販売日などを帳簿などに記載することが義務づけられているのです。

しかし、去年11月以降に環境省の依頼して全国の都道府県と政令都市の1400のブリーダーを対象に調査したところ。

▽「帳簿」を作成していないなどの不備　496件

▽出生に関わる情報を記録する「繁殖台帳」の不備　314件で確認された。

また、

▽犬や猫の生まれた日にちを改ざんして販売していた違反が　50件など、調査した半数のおよそブリーダーで何らかの法令違反が確認されて、各自治体が行政指導等を行いました。

さらに環境省が、ブリーダーが展示した犬や猫をペット業者が購入するオークション会場で販売された犬や猫のあわせて42万匹の情報を分析したところ法律で定められた56日を1日過ぎた、生後57日で販売する傾向がみられたことから、環境省は犬や猫が正しい生年月日で取引されるよう対策を検討するとしています。

なぜ法令違反が多いのか

最近、ペットも小型ブームが流行しています。取引価格も小型の方が高値入札される傾向ですので、生年月日の改ざん(成育が小さいとき)、繁殖台帳の不備(台帳完備は出荷日数不足？)オークション会場での生後57日目での販売日が偏っている(オークション開催日から57日逆算された生年月日とも？)オークション会場で販売された犬や猫42万匹のおおよそ半数が法令違反？と推測もできます。

法令違反による子犬期の学習不足も体を触らせることが嫌いな子犬になっているのではないかと思われますので新聞記事を引用させてもらいました。

ブリーダーが子犬の体を触っていない

トレーナーさんのお話のように、柴犬が小さい頃から体を触らせるようになるには、飼い主様以前の問題でブリーダーでの飼育時から始まっています。生後25日過ぎごろからブリーダーが子犬の体に触っていろんなお世話をして話しかけることで人への好奇心から声を聞き慣れ近寄ってきます。そのとき積極的に近寄ってくる子もいます、遠慮気味で遠回しに下がっている子犬は気が小さく警戒心が強いからです。その子たちは優先的に体を触り声をかけ人に慣れさせる気配りが大切です。これが子犬の学習、社会科へとつながっていくので体を触っても嫌がらない柴犬になるのです。

飯高山荘では

離乳も35日ぐらいで終え、その後約2週間の間、兄弟での礼儀作法甘噛み加減などを学習して遊びを通じて元気いっぱい飛び回り健康な体へと育っていくのです。その間ブリーダーも食事提供、清掃などをつうじて声をかけて抱っこして体の先端部(マズル、耳たぶ、肉球、尻尾、内股など)を特に触ることです。ワンちゃんにとって先端部は触ってほしくない大事なところですが嫌ながらも触らせることで上下関係で従う関係になり体のどこを触っても嫌がらない柴犬になるのです。飼い主様に引き渡しても人間好きで体を平気で触らせるので愛情が注げるてワンちゃんも幸せに暮らしができます。

玉名市のあるお客様、歯磨きは「はいどうぞ」と言わんばっかりに飼い主さんの膝の上に仰向けになるそうです。爪切りも何の抵抗もなく切らせるそうです。これは飯高山荘犬舎での体を触るふれあい訓練を子犬期に学習していますから、人好きになったワンちゃんと飼い主様の愛情で子犬のときの「歯磨き訓練」「爪切り」など「ワンちゃんのため」にと行われたからです。

とにかく、子犬期に体を触ることで人懐っこい性格に育ち、良い影響を及ぼすことは経験から実証済です。ブリーダーでの育て方のちがいで子犬の性格にも相違があります。十分学習できている環境のなかで育った子犬を選びましょう。