熊本柴犬ブリーダーが心配するマダニが媒介するウイルス感染!

query_builder 2023/05/19
福岡_ブリーダー販売
画像1640
画像1640

西日本中心に「SFTS」ペットが広げる恐れ!


致死率高いマダニ感染症 増加・・・熊日新聞報道


熊本は過去8人死亡!


県健康危機管理課によると、感染症法の届け出対処疾患となった2013年以降の累計患者数は計38人(5月10日現在)で、うち8人が亡くなった。年間の報告数は21年が最多の9人、22年は5人、今年は5月10日現在で3人の報告があった。


「SFTS」重症熱性血小板減少症候群のことで、昨年一年間の患者報告数が118(速報値)となり、これまでの最多記録した。

SFTSは森や野山、草むらに潜む、SFTSウイルスを保有するマダニにかまれることで発症するが、感染したペットからうつったケースも報告されており、直接かまれなくても感染するリスクのあることが近年の研究で分かってきました。


人が感染したら、潜伏期間6日~2週間で、発熱や、食欲低下、嘔気、下痢、腹痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫張、皮下出血などの出血症状などが起き、致死量が30%程度の怖い病気です。


特効薬やワクチンはまだありません


西日本を中心に患者が発生いしている


中国で2009年ごろから数百例の患者が報告され、日本で注目されたのは2013年。渡航歴のない山口県の女性が前年の秋にSFTSで亡くなっていたと厚生労働省が発表したのが始まりだった。


元々は、発症するのは人たけと考えられていましたが、


2017年4月に猫が、2017年6月に犬がそれぞれ和歌山県と徳島県で「世界初」の発症例として発見されたから、状況が変わりました。


マダニの予防について!ダニの予防には予防薬を使用します。


一般的には、3~12月頃がダニの活発な活動期だといわれていますが、最近では室内飼いも増えており、1年中予防を実施するのが望ましいでしょう。


予防薬(駆除薬)には、スポットタイプとチュアブルタイプがあります。スポットタイプは、犬の肩甲骨の間の毛をかきわけて地肌を露出し、そこに液剤を垂らすという方法で投与する薬です。薬の成分は、皮膚表面に広がり24時間以内に全身をカバーしますので、シャンプーをしても薬効が落ちることはほとんどありません。


チュアブルタイプは、普通の食事のように、口から飲ませるタイプの薬です。通常の薬とは異なり、喜んで食べてくれるような風味をつけ、食べやすくする工夫がほどこされています。


どちらのタイプも、24時で100%の効果があり、1ケ月維持する点ではほぼ同じですが、スポット薬の場合は、足先や耳の先など、ダニが寄生しやすい部分まで広がりにくい面もあるため、チュアブルタイプの薬がおすすめです。


予防薬は動物病院で処方薬がおすすめ?


ノミ・ダニの予防薬は、ペットショップやホームセンター等で購入することができますが、そういった市販薬ではなく、動物病院で処方された予防薬の違いは、市販されている薬は、医薬部外品で、動物病院で処方される薬は医薬品です。医薬品と医薬部外品では、効果・安全性について差があのます。医薬部外品の場合は、効果が最大でも70%程度で、1月後には30%程度になるといわれています。


中途半端にやめてしまうといけない


医薬品の場合は、1ケ月100%の効果が続きます。しかし、そこで投薬をやめてしまうとノミ・ダニに寄生されてしまう危険な状態に戻ってしまいます。現代の生活環境では、1年中ノミ・ダニが活動していますので、予防薬はしっかりと継続的に使用しなければ意味がないのです。


犬や猫も感染する


感染研によると、22年9月までにネコ560例、イヌ36例の診断例があった。発症した動物から唾液や血液などの体液を介して人に感染する恐れもあり、22年7月までに動物から獣医療関係者への感染が10例確認されています。


感染した犬や猫から飼い主様に感染することがわかった


犬や猫の唾液や咬傷を通じて、感染します。猫の致死率は60~70%、犬の致死率29%と高いため、愛犬や愛猫と共に飼い主様ご自身も感染しないように気を付ける必要があります。


<マダニの生活環境>


マダニの生活環は、下記の1)~4)の循環になります。


1)草むらで産卵されたマダニの卵は、17~30日で孵化し、幼ダニになります。


2)幼ダニは宿主の高さに合わせて草や枝を登り、そこで宿主に寄生します、寄生して血を吸い、宿主から離れて脱皮し、若ダニになります。


3)若ダニは再び宿主に寄生して血を吸います。また、宿主から離れて脱皮します。2度目の脱皮でようやく成ダニになります。


4)成ダニは再び宿主に寄生し、血を吸います。普段は米粒程度の成ダニは、お腹いっぱい血を吸うことでお腹がぱんぱんに膨れ、大豆くらいの大きさに膨れ上がります。この状態を、飽血と言います。成ダニは飽血することで卵巣が発達します。宿主の体を離れた成ダニは、3~11日後、草むらで産卵します。


なお、ダニにとって快適な生息環境は、温度20~30°C、湿度が60~80%です。ダニの生活環境を知ると、愛犬が散歩で草むらに行った時に感染リスクが高いということが分かります。


ダニを見つけても無理やり取ろうとしてはいけません


ダニの体が取れても、口の部分だけが犬の体内に残ってしまって炎症を起こしたり、ダニの血液が犬の体内に逆流して感染症を起こしたりする危険があります。マダニに咬まれた場合は決してご自身でマダニを取ろうとせず、動物病院及び病院(皮膚科)で処置をしてもらってください。


「ダニにかまれないようにすることが最も重要」


特に、愛犬と一緒に草むらや山野へ立ち入るときは長袖や長ズボン着用し、上着の裾はズボンの中へ、ズボンの裾は靴下や靴の中に入れる。帽子や手袋もつけて肌の露出を極力避ける。帰宅後はダニの付着を念入りに調べることが有効とされています。

ペットについては黄疸や発熱といった症状の有無の確認しましょう。

ペットの体調が悪いようなら触れ合いを避け、動物病院を受診しましょう。


#販売 #熊本 #ブリーダー #柴犬 

----------------------------------------------------------------------

飯高山荘

住所:熊本県山鹿市鹿央町合里5694-2

----------------------------------------------------------------------