ペットとの暮らし方~社会化とは

query_builder 2023/04/26
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社会化について~社会化とは?


社会化とは「視覚や聴覚、臭覚、触覚に様々な刺激を受けい、生活環境の中のさまざまな刺激に対して適応能力を身に着けること」つまり、「生活する上でののいろんな刺激に慣らすこと」です。


子犬の一時期に特に様々な刺激に慣れやすい時期があり、その時期を「社会化期と呼びます。「社会化期は」生後21日頃~84日齢頃のことを指します。社会化期は動物が仲間との絆を形成する時期で、通常は両親や兄弟などの同種の動物です。しかし、飼育下の子犬は人間や、場合によっては猫などの他の動物とのつながりをも形成していくことになります。

また、社会化の子犬は周囲の環境に対して柔軟で、この時期に慣れたものに対しては成犬になっても過剰な反応を起こすことはありません。したがって、この時期に様々なものに慣れさせることで、その後に遭遇する様々な環境の中の刺激を受け入れやすくすることができます。


何に社会化していくのか?


犬たちが生活する上で経験するであろう刺激、全般です。


例えば、飼い主以外の他人、犬どうしの関わり方、車やバイク、電車、掃除機、赤ちゃんの泣き声、インターホンなどのの様々な音、車に乗ること、病院での処置、様々な場所での散歩など、社会化する対処はきりがありません。しかし、子犬にとっては、それだけ社会を知らないことやモノが溢れているということです。子犬を飼うと決めたなら、人間主体だけでなく、時に子犬側の立場になって物事を捉えてみることも重要です。


社会化のやり方


社会化のトレーニングの基本は犬に楽しいことを思わせ、対処のものに対して良いイメージをつけていくことに尽きます


その為に犬の大好きなことや物はしっかり把握しておきましょう!例えばご飯、おやつ、遊びなどはすべて当てはまるでしょう。これをしっかり活用してトレーニングしていくことが大切です。


例えば他人に慣らしていくのであれば、普段から大好きなおやつを少しずつでいいので他人から与えてもらっておくとよいでしょう。犬に慣らしていくのであれば、ドッランなどの犬を遊ばせる環境で、楽しく遊ばせてあげるのが有効です。病院やサロンでも嫌がることだけでなくおやつを与えてもらって楽しい思いもする。とにかく犬に楽しんでもらう。これが大切です。


社会化がうまんできないと・・・


犬の問題行動の中で重要になるのは「攻撃性」です。

特に人間への攻撃は、最悪の場合、犬を安楽死させなければならないケースまでに発展することがあります。そこまでいかなくても、他人に慣れることなく成長しますと、散歩中に他人へ吠えかかり、咬んだりしてしまう可能性があります。すると散歩に行くこと自体苦手になってしまいます。また、対象が人間の場合だけでなく、他の犬や車、バイクなども同じことが言えます。(以前よく車がくると吠えて走る犬を見かけていましたね)


このように社会化期に他人や他犬と接する機会が少なかったり、特定の人や犬としか接触していないと、将来知らない人や犬を怖がる可能性が高くなります。また、女性としか接触しなかった子犬が男性を怖がるようになったり、子供たちとも接する機会がなかった子犬が子供を怖がるようになるという例もあります。


社会化とワクチン


生後12週齢(80日前後)頃までに人間社会の様々な刺激に慣れさせておくことはとても重要です。しかし、子犬のワクチンがすべて打ち終わり、免疫機能がしっかりする頃には既にこの時期を過ぎていることが多いのです。つまり、社会化期と子犬の心の成長の為には外出して慣らせた方が良く、身体の健康のためには外出するのは不安が残る時期でもあるのです。


飼い主さんには「お散歩に行っても大丈夫!」とは言い切れない部分は確かにありますが、やはりその後のことを考えると抱っこの状態でもいいので外に出してあげることは大切だと思います。もちろん、最後の判断は飼い主さんにゆだねられますが、人間の場合でも免疫力がしっかりする年齢まで赤ちゃんを家に閉じ込めることはないでしょう。犬も同様に考えていただければ、多少不安が残っても早い段階で周囲の環境に慣れさせていく方が良いと思います。


社会化の注意点


社会化はとても大切なことは明らかですが、それだけで犬の問題行動をすべて予防できるわけではありません。生まれつき怖がりの子犬を社会化によって勇敢な性格にかえることはできません。

持っ生まれた気質までは変えられないのです。しかし、だからこそ将来できるだけ様々なものを怖がらないように社会化しておくことが大切です。


また、怖がりの性格の子犬を社会化する際い、注意しないと問題を悪化させてしまう場合もあります。やりがちなことでありますが、怖がりの子犬を刺激に慣れさせようと、無理やり近づけて「大丈夫だから慣れなさい」とやってしまうと、子犬からすると怖い思いしか出来ないのです。これを過剰にやってしまうと、飼い主さんは慣れさせたくやっていても、犬はどんどん怖がってしまい、結果として慣れるだけではなくトラウマを作ることになります。


社会化トレニンーグはあくまで仲良くさせたい対象と楽しく過ごせることがポイントで、無理やり一緒にさせることではないことを、是非覚えていてください。! そして楽しんでいるのか怖がっているのかの判断は犬の様子をよく観察して下すようにしましょう。


社会化は一生かけて


社会化トレニンーグは、出来るだけ早く始めるのがうまくいくコツですが、社会化期を過ぎると不可能ということではありません。この時期を過ぎると徐々に難しくなっていくと考えられ、時間をかけてゆっくりと楽しい経験を積み重ねることで社会性のある犬に育てることは不可能ではありません。また、社会化トレニンーグしても、その後ぱっさりとやめてしまうと、逆戻りして怖がりになってしまうこともあります。


社会化トレニンーグは少なくとも成犬になるまではしっかり継続し、その後も少しずつであっても一生続ける気持ちで取りくみましょう。



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飯高山荘

住所:熊本県山鹿市鹿央町合里5694-2

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