犬との共生必要なマナー

query_builder 2023/04/21
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家庭健のしつけ


犬の本能習性は遠い先祖のオオカミから受け継いだものです、様々な用途目的に人為的に改良繁殖されて、現在の家庭犬にも、どんな目的の犬にしても、その本能習性が継承されているのです。

愛犬家や犬の取り扱いの者は、その本能習性を十分に理解し認識したうえで、犬に対応していかなくてはならないと思てます。


犬の本能を大別すると

1.繁殖本能2.社会的本能3.自衛本能4.逃走本能5.運動本能6.栄養本能


犬と共生にもっとも重要な本能は、3.社会本能です。

1.群棲本能2.権勢本能3.服従本能4.警戒本能5.防衛本能6.監守本能7.逃走本能8.帰家本能


理解し認識しておかなければならない重要な三つの本能は!

  1.群棲本能 2.権勢本能 3.服従本能

群棲本能とは

 犬の群れ社会主義で生活し、その群れの中には必ずリーダーとなるボスがいて、強弱の順位を形成し行動します。ボスを頂点とした縦型の社会を築きます。それを順位制(階級制度)といいます。


犬の群れの中で、自身の順位をいつも認識し行動しながら強い者に服従し、弱い者に権勢を張ります。これが服従本能と権勢本能なのです。



気質の強い犬ほど先取り意識が強く、すぐにのぼせ上ったり、図に乗ったりするタイプで、自分の順位性や支配性を発揮し、それを誇示しょうとします。

先天的に成犬になっても、ペコペコするタイプの犬も少なくありません。仰向けにひっくりかえり腹を見せ無抵抗服従を表現するは、子犬の時に身に着ける自己防衛術であり、成犬になってもする犬がいます。

 いずれにしても、このタイプの方が、従属的でしつけもしやすく、扱いやすいはずです。

前者の気質の強い犬ほど、しつけづらく、扱いにくいタイプです。もともと強い権勢本能をもち、それが発達しやすいタイプです。

後者のタイプの犬は反対で、もともとの権勢本能も弱く、発達しづらいタイプなのです。


人間社会にも、気質の強い犬タイプ人は、自己中心的で身勝手な自尊心の強いタイプで、他人から尊敬もされず人様に好かれもしないタイプと思われますが、後者の犬のタイプの人は他人に優しく、思いやりのある温情的な人で、人様からも尊敬され好まれるタイプの人のように思われます。いずれにしても、犬でも人間でも、後者の方が良いに決まっています。


犬は、飼い主の家庭内家族を、自分の群れと認識して家人に対応しながら生活しています。このような中で自身の優位、劣位の判断を順位性で行動しているのです。毎日の中で犬は、飼い主と対応している中で、常時、相手の強弱から自身の優位性を先取りしようと行動します。飼い主が犬に甘えた生活をし、犬の言いなりに意思を尊重してベタベタ可愛がってばかりいると、犬は我が意のままに通り、飼い主が従属的な行動をしていると感ずるようになるのです。これが飼い主の従属者症候群なのです。


すると、犬は自身の優位を感じ始めるようになり、育ててはならない権勢本能が発達し始めるのです。


権勢本能の共に、拮抗指定たはずの服従本能が、徐々に低下し始めるのです。犬の主張や欲望、欲求、意思を、常時満たしてやると、犬の群れのボスと認識するようになり活発に行動し始め、飼い主を従属者にしてしまいます。

そして、犬はリーダーシップを発揮し、群れの統制を取るために飼い主を服従させようとするのです。犬のいうことを聞かない飼い主には、威嚇というテクニックを用い、ウーッとうなり声をあげます。

飼い主さんの中には、自分の犬になにかしようとして威嚇され、うなり声を出されたときに、「犬が嫌がってるからよそう」とか「犬の嫌なことはしないように」とかで、その場を見逃してしまいます。そうすることが犬にしてみれば、飼い主をうまくしつけたんだ、ということになり、犬自身が優位的立場に立ったと錯覚し、飼い主に対し保護者的な意識をもつようになり、飼い主に接近する人や、犬を、追い払おうとして吠えついたり、攻撃的な行動に出たりするのです。


犬が家庭内を仕切り、ボスとして君臨するようになると、様々な問題行動の発生となり、このような状態を権勢症候群といいます。


問題行動をを起こす犬の原因は、大部分が飼い主が犬の従属者として、犬の言いなりに対応し、尽くしあげた結果なのでが、尽くしても尽くしても、犬は恩義を感じないのです。何故ならば、犬が飼い主よりも優位な位置にいれば、犬にしてみれば、下位の者が上位に忠誠を尽くすのが当たり前なのです。


奥様曰く

「家の犬は主人の言うことはよく聞きのですが私の言うことは全然聞かないのです」・・・なぜそうなるのか?


犬との接触時間の少ない旦那様は、犬に従属的な対応をとらないのです。その反面奥様は、一日、お家で長い接触時間を持ち、犬の面倒をせっせとみるわけです。食餌を与えたり散歩にでたり、その対応が従属的で、犬の言いなりになってしまうからで、結果的に、旦那様がボスNO1、犬がNO2

奥様がNO3 と、犬の勝手な順位決めでその家庭内の階級制度が確立しています。

また、普段旦那様がいらっしゃらない家庭で、権勢症候群が増えているようです。


それは事故や病気でご主人さまが入院されたり、また、お亡くなりになってしまったり、あるいは単身赴任されている家庭など、犬にとっては突然家庭内からボスNO1のご主人がいなくなったという状況から、早い犬では、1ケ月後くらいにはその症状が出始め、家長として君臨し始めるのです。ご主人の亡き後または長時間留守の後、犬自信が家庭(群れ)を守ろうと、権勢本能がどんどん発達してきて、このような家庭環境から発生する問題行動には攻撃的行動が非常に多く起きているそうです。


「今まではこんなことなかったのに」近所の人に吠えてしまったり、咬みつきけがをさせてしまったり、それを制御しようとして自身が咬まれてしまったり等、しかし、どのような状態であろうと、どのような環境にあろうと、飼い主さんがしっかりとリーダーシップを取れるような対応を把握して、犬に甘えた生活をさせないことがキーポイントになります。

そして、飼い主さんは常に犬より優位に立ち、決して、犬可愛さのあまり従属的者症候群にならないことが、犬との共生に必要なマナーなのです。


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飯高山荘

住所:熊本県山鹿市鹿央町合里5694-2

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