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2021/12/15 ブログ

犬を飼いたい!・・・でもその前に

どこからペットを手に入れるか?現状と問題点がないのか!

犬は私たちの生活に潤いと安らぎをもたらしてくれます。犬の存在が家庭内や隣人との会話を増して人間関係を円滑にしたり、子供たちに自分より弱いものに対するいたわりの心や、命を預かる責任の重さと命の大切さを教えたりするだけでなく、犬に触れることで血圧が下がったり、表情や感情が豊かになり心が落ち着くなどの心身の健康への効果も言われています。今や犬は、一方的に愛情を注いだり姿やしぐさを楽しむためだけの存在ではなく、ともに暮らし、時には心を通い合わせる人生のパートナーとなってきています。

動物を適切に扱っている信頼できるところから入手することが、健康な犬と暮らす第一歩です。子犬の心身の健やかな発達のために、幼少期の一定時期に親やきょうだいと一緒に過ごす「社会化」が不可欠です。子犬は可愛いものですが、あまりに幼過ぎる時期に親から離したり、展示しているようなところから入手すると、将来、問題行動等で苦労することになるかもしれません。

ペットショップから

ペットを入手する場合で多いのがペットショップからの購入です。(全体の80%以上)可愛い動物が陳列されていれば、つい欲しくなりますが、これから十数年も一緒に暮らすのですから、冷静になりましょう。複数の店舗を見て回って、店の雰囲気や動物の管理、スタッフの知識や飼い方アドバイスの様子などを比較して、良いお店を探すようにしましょう。良心的なお店は説明もよく、相談にも乗ってくれます。あまり幼い動物が陳列されていたり、雑音や照明に無頓着であったり、多数の人に触れられるなど、動物への配慮がなされていない店や、食べ残しや糞が放置されているなど不衛生な店は注意が必要です。

なぜ、犬を捨てる飼い主がいるのでしょうか?

それには様々な理由があると思いますが、ひとつには、子犬の売られ方に問題がありそうです。ペッショップの店頭で買った犬が捨てられるケースが多いというのは事実なのです。ペッショップで見て、「かわいい」と思ったら衝動的に買う。でも、家へ連れて行くと子犬が言うことを聞かない。持て余して、こっそりと捨ててしまう。こうしたケースが多いのです。大型犬は半年もすると急速に大きく育ちます。毛色が大きく変わることがあります。「強そう」「こんなはずじゃなかった」と戸惑う人もいるのです。中にはもっと身勝手な人もいるようです。しつけをしっかりできず、ムダ吠えするのに困り果てて捨ててしまう。衝動的にペットショップで犬を買って自分の思っていたのと違うから犬を捨てるのは、犬を飼うという自覚に欠けていると思うのです。子犬がかわいいからと衝動的に買い、面倒になったら捨てる。これは買う側だけでなく、売る側にも問題があると思います。日本のペットショップは、子犬の販売が主な収入源となっていて、「子犬が売れればそれでいい」そいう態度の店が非常に多く、きちんと説明しない無責任なペットショップもあり、これが捨て犬を増やしている一因です。欧米のペットショップは子犬は売らないのです。そのうち、日本でも欧米のように、ペットショップで生体販売はできなくなるかと思われます。

ペットと出会って24時間のうちに衝動的に購入してしまった割合はおよそ、13.5%と推測されています。しかし、こういう衝動買いした人の一部には、「鳴き声がうるさくて・・・」とか「ウンチをトイレでしてくれない・・・」とか「赤ちゃんが生まれたので・・・」など言い訳にもならないようなことを理由にして、飼育放棄してしまう人がいます。飼う際はに必要な条件、飼育費用、犬の問題行動、老化などの現実的な負荷を、たった一日で全てシミュレーションしきることなどできません。自分がペットを飼うにしても、友人知人が飼うにしても、まずは条件が整うまで飼わないという自制心が重要です。

 

2019年4月から2020年3月までの1年間で保健所による犬の殺処分は、成犬4584頭、子犬1051頭。(四国1845頭九州1269頭日本全体の55.3%)保健所に来る前の所在「、飼い主からの」18.2%、残り8割以上が所有者不明が現状です。また、繁殖業者、競り市、ペットショップなど売る前に流通過程で死んだペットは1年間に約3%に当たる約2万5000頭売られる予定だった犬や猫の30頭に1頭が感染症で主に死亡したのです。

ペットショップで売れ残った犬猫は

売れ残った子犬を有料で引き取る「引き取り屋」に引渡しているケースも多くあります。以前は、自治体の保健所や動物愛護センターに売れ残った動物は持ち込めましたが、2013年に動物愛護法が改正されたことにより保健所や動物愛護センターは動物取扱業者からの受け入れを拒否できるようになったため、売れ残った子犬は引き取り屋のもとに行くようになったのです。引き取り業自体は違法ではありませんが、しかし悲しいことに、引き取った犬をネグレクト(必要な世話をせず、適正な飼育を怠り放置している虐待状態)により、衰弱や死亡させるケースが起こることも少なくありません。実際過去に100万円もらって引き取った犬を大量に(80匹)死なせ、河川敷に死骸を遺棄した事件が起きています。このように、引き取り屋によって悲しい運命をたどっている売れ残りの犬たちがいることは、私たちが背を向けてはならない重要な問題です。

ブリーダーにとってはペットショップに買いたたかれるため、動物を量産させざるを得ない事情、ブリーダーが過剰に犬や猫を供給し遺伝子疾患のリスクに一部のブリーダーが専門性の知識が乏しいため問題のある繁殖をしてしまっている事実、薬学の知識を持たない薬剤師がでたらめに薬を配合しているようなもの、その結果`商品になれなかった`子犬や子猫たちが量産されては、闇処分されるのです。

(ペットショップに並んでいる子犬を購入する多くの人たちは、その裏に、子犬を産むだけの雌犬がいることをあまり知りません。いまの時代、SNSでは、かわいい犬の動画や写真で溢れています。しかし、光が当たらないところに、産むだけに生きている雌犬がいるのです。そして、当然、過酷な運命を強いられています。)

飼う側の知識や関心こそが大切

2021年6月には、動物愛護管理法が改正され、日本でもペットショップへの規制は厳しくなってきています。飼育管理基準が施行され、犬猫を取り扱う業者に対して、ゲージの広さや従業員の人数、繁殖の回数などの具体的な基準が定められ、また、子犬が産まれた場所で、母犬と一緒に生活している様子を見せなければならないと決まったばかり。これにより、一部の経過措置(執行猶予)があるものの、今後はこの基準に従えない業者は、動物取扱業者の新規登録、更新ができなくなるとのこと。これは、ペットショップに留まらず、動物を取り扱うほかの業者にも適用されます。そのため、基準を満たさないブリーダーや動物病院のペットホテル、保護団体のシェルターなども、このままでは続けていけないところが出てくるのではと懸念されています。登録更新が出来ず廃業する業者が続出するのではといわれています。

 

海外から見た日本は「動物愛護の三流国」

残念ながら、動物愛護という観点では、日本は海外から゛三流国`といわれています。欧米のブリーダーから猫を譲ってもらおうと問い合わせしたところ「意識が低い日本になんて絶対譲りません」と断られました。記事をみたのです。

 

 

どこから手に入れるか  ブリーダーから

ブリーダーとは、動物の繁殖を行っている人たちのことです。動物のプロですから、飼育環境を実際に見たり、飼い方のアドバイスを受けたり出来ます。また、犬やねこなど社会化が必要な動物では、手元に来る直前まで親といさせてやれますし、親きょうだいを見ことができるのでその個体の将来の体格、性格、アレルギーなどの病気の傾向なども予測することができます。

動物について深い愛情と知識を持ち、健康管理をきちんと行っているブリーダーであれば、適切なアドバイスと健康なペットを入手することが可能です。中には無理な繁殖をしたり、病気の知識や衛生管理が不十分であるなど、不適切なブリーダーもいますので、よく見極めることが必要になります。

ブリーダーや販売業者が「心身ともに健康なワンちゃん」に育てるには、深い愛情が不可欠です。犬にとって望ましくないことを解っていながら、利益だけを求めて商品として扱う、悪質ブリーダー・ペットショップのもとでは、「心身も病んだワンちゃん」になってしまう恐れが多分にあるのです。

ペットを飼うことは!

その一生を責任もって面倒をみることです。ペットは私たち人間と同じように、命ある存在です。毎日食べ、排泄し、眠り、運動し、その世話は休みなく続きます。ペットは意思と感情を持ち、飼い主の思い通りになりません。ペットの起こしたトラブルは、全て飼い主の責任です。飼い始めたその日から、ペットの命はあなたにゆだねられます。毎日の世話、住居環境、経済環境、・・・もし、不安や不確定要素があるのなら、今はペットを飼わない方がいいでしょう。「こんなに大変とは思わなかった」「かわいくなくなった」「やっぱり無理」…人はいくらでも言い訳ができますが、ペットは口をきくことも、飼い主を選ぶこともできないのです。飼い主の無責任のツケはペットがその命で払うことにもなります。「好きだから、今は飼わない」「飼えるようになるまで我慢する」というのも、ペットへの愛情のひとつの形です。ペットが天寿を全うするまで、数年~数十年にわたる年月を、共に過ごす喜びをもって飼い続けることができるか、生きてる全てをあなたに依存するペットを幸せにしてあげるか、その努力を続けることができるか…もう一度自分に問いかけてみてください。ペットを飼う本当の楽しさは、責任と努力の向こうにあるのです。ペットを飼うのに愛情はもちろん必要ですが、「かわいい」という気持ちだけでは生き物は飼えません。