熊本で子犬販売を行う[飯高山荘] は柴犬の専門ブリーダー!〜犬の血液型、輸血について〜

2020/11/19 ブログ

熊本で子犬販売を行う [飯高山荘] は柴犬の専門ブリーダー!〜犬の血液型、輸血について〜

動物の輸血医療の現状

人と違い、動物の場合は献血を行い保存しておくような血液バンクなどの仕組みが現状ではほとんどありません。このため、動物病院によっては健康な若いワンちゃんを供給犬として飼育し、血液が必要になったときに採血して輸血を行う方法とっているケースがあります。また、協力している飼い主さんに呼びかけて、供給犬の登録制度を導入し、いざ輸血の必要になった時に、輸血用血液をもらうようにしている動物病院もあります。ただ、それほど多くの登録がないのが実情のようで、常に不足しています。

また、ある動物病院の供給犬や登録犬の血液を、輸血を必要としている動物病院に供給することは、未承認薬である血液を供給すると薬機法違反になりますのでできません。自分の病院で血液を賄う必要があります。

バディ君・・・ドナー登録犬になりました。

20年1月8日生まれ 男の子 バディ君、血液型:DEA1.1(-)型ドナー登録されて、下記メールです。

「お役に立てて良かったです。
バディが貴重な血液型と知り


お知らせせずにいられなくて
本日お邪魔しました。

万が一があってはいけませんが
バディの事でお助けをお願いできますようこれから先も長いお付き合いをして頂けたらと思います。」

バディ君の血液DEA1.1(-) 陰性ならば、両親、お父さん、お母さんも陰性の(-)となります。両親当犬舎にて元気にしています。今後も助け合いの精神をおもんじ、協力できることを約束いたします。

 DEA1.1(-) の犬は誰にでも供血できる

 DEA1.1(-) の犬はDEA1.1(-)の犬からしか血液をもらえない

血液をもらう犬がDEA1.1(-)の場合は、輸血の確保に苦労することがあります。日本ではDEA1.1(+)の血液が多いからです。

 

輸血が必要な犬がいた場合、血液を提供してくれる犬

ドナー犬になるには、年齢、体重、健康状態、などの条件があります。血液型を検査することでいざというときに愛犬の命を守り、場合によっては愛犬が他の犬の命を救うことになるかも知れません。

バディ君血液型DEA1.1(-)は、数が少なく、どの血液型のワンちゃんに輸血できます。 しかし、自分が輸血を受けることのできる血液型は、同じ(-) に限られます。DEA1.1の犬から輸血を受けることはできません。

飼い主様も! なんと!

人のドナー登録されています。それと献血回数、2年10月8日400mL献血されまして、その回数、なんとなんと驚くなかれ! 39回 提供されており、このご時世、輸血量不足の中この貢献度!  世のため人のため、命の大切さ、助け合い精神感服する限りです。

 

犬の血液型について知りましょう!                    
                           
血液型とは、赤血球の表面抗原のタイプによって血液を分類したものです。            
                           
1.人について                        
⑴血液型の分類方法は「ABO式」、「RH式」                  
㈡主な血液型は、A型、B型、AB型、O型                    
RH (+)  RH(-)  など                        
 
ちなみに、日本人の血液型の割合は、A型40%  B型30% O型20% AB型10%、 RHでは+99.5%  -0.5% といわれて      
                           
2.ワンちゃんの血液型                      
(1)血液型の分類方法は、「DEA式」など                    
(2)主な血液型は、DEA1.1 DEA1.2 DEA1.3〜EA13など13種類いじょうあるといわれています。    
                           
「赤血球表面抗原」 赤血球の膜に対してこれが異物であるかどうかをチェックする免疫機能の一つです。  
人間の血液型で有名な「ABO式」や「RH式」というのはこれにあてはまります。            
                           
輸血の際の血液の適合性をみるため重要なのは、DEA1.1の判定です。DEA1.1は赤血球表面抗原のタイプの中で
最も抗原性(輸血したときに拒否反応を起こす性質)が強く、不適合な輸血により重い副作用を生じる可能性があるか
らです。                          
                           
「DEA1.1」というものに対して陽性か陰性かということで評価をすることが多くなってきています。  
                           
DEA1.1+は、抗原を持っている陽性 血液をDEA1.1(-)に輸血すると急性溶血反応という命にかかわる状態に
        陥る危険性もあります。              
DEA1.1-は、抗原を持っていない。陰性 その逆てはDEA1.1(+)への輸血は問題ありません。    
                           
急性溶血反応とは、ドナー(供給犬:血液を与える犬) の血液中の抗体が(受け入れ犬:血液をもらう犬)の赤血球を
攻撃するため、受け入れ犬の血液が破壊されること。                
                           
ワンちゃんの輸血について                      
                           
ワンちゃんは、最初の輸血の際は血液型が一致しなくてもあまり問題しないといわれますが、最初はほかの方に対す
る抗体を持っていないためです。しかしながら、過去に輸血経験があったり、咬傷経験があったりすると、抗体が作
られている可能性があり、2回目にその血液型が入って来た時に抗体が反応して拒否反応を起こすことがあるため、
血液適合試験が必要になります。                    
安全性を高めるために交差試験(クロスマッチテスト)といって、輸血する犬の血液と輸血される犬の血液を混ぜて、
固まるかどうかを確認します。固まれば体内で固まることになり、輸血はできないことになります。  

愛犬の血液型を知りたい

愛犬の血液型を知りたい、と思う人も多いかもしれませんが、残念ながら現在の日本では、基本的に、「DEA1.1」が「陽性なのか陰性なのか」ということしか検査できません。これは安全な輸血を行うために必要な情報だからです。万が一に備えて検査しておきたいと考える人は、かかりつけの先生に相談されてみるといいでしょう。

 

供血できる条件

犬がいれば、どんなワンちゃんでも供血できるわけではありません。人間の献血と同じで血液を供給する側が健康でなくてはなりません、おもなガイドラインは次の通りです。

⑴フィラリア検査陰性であること

⑵ワクチンなどの予防がされていること

⑶現在投薬中あるいは治療を受けていないこ

⑷今まで輸血を受けたことがないこと

⑸メスの場合は出産歴がないこと

⑹供給でき得る体格を有していること(大型犬が望ましい)

このような条件をクリアしていなくてはなりません。